保育士の専門学校で国家資格を取得するには

保育士の労働条件は、ここ数年で飛躍的に改善されており、働きやすい職場として知られるようになってきました。その理由の一つに、待機児童の問題から既存の保育施設に加えて、新たな保育施設が数多く作られていることがあげられます。そのため、短時間社員や契約社員、パートなどに雇用形態を拡大して要員の確保に努めているのが現状です。また、求人についても保育所や幼稚園を中心に企業の託児所や病院など様々な就職先があります。

そのため、他の職種から保育士への転職を考えている人が増えていますが、まずは国家資格を取得しなければなりません。保育士の国家資格を取得する方法としては、厚生労働大臣の指定校を卒業するか、国家試験を受験して合格する必要があります。指定校には大学や短大のほかに専門学校もありますから、転職希望者がより確実に国家資格を取得するのだあれば専門学校が得策だと言えます。専門学校には2年制と3年制のコースがありますが、将来のキャリアパスを考えるのであれば、幼稚園教諭の資格が取得できる3年制のコースが良いでしょう。

専門学校では幼児教育など子どもたちを保育するための座学をはじめ、実際に子供たちと触れ合う実習も行われています。卒業後に即戦力として活躍するには、座学も大切ですが実習を重視している学校に人気が集まっています。保育士の専門学校については、ネット上比較サイトの口コミのほか、学校見学を実施しているところもありますので、これらを参考にすると良いでしょう。